北見工業大学 共用設備センター長 

阿部 良夫  
 本学の機器分析センターは平成11年に設置され、以来学内外の教育研究に大きな貢献を果たしてまいりましたが、今後も皆様のご協力を賜り、円滑なセンター運営を心掛けていきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 ワトソンとクリックによるDNA2重らせん構造の解析が、極めて初期のX線回折装置により得られたデータをもとに成し遂げられたように、機器分析は、現代の科学技術においてブレークスルーを成し遂げ、研究を推進する根幹となるものの一つです。本学でも、X線回折装置、高分解能NMR、質量分析装置などをはじめとする多くの機器が設置され、学内外の研究者により日夜活用されています。本センターとしても、利用者各位の研究に貢献ができるよう、日々の管理を怠りなく進めていきたいと考えております。今後とも是非積極的なご利用をお願い申し上げます。
 一方、昨今の国立大学法人を取り巻く厳しい状況の下で、より合理的なセンターのあり方が求められています。例えば学内にある高額機器をセンターに集約し共同利用を図ることで重複投資を避け、質の高いサービスを維持しつつ稼働率を向上させる、さらに共同利用形態を学外にも広げ他大学や他研究機関、地域社会などにも開放し貢献することなどが挙げられます。また本学では吉田前センター長のご尽力により、昨年度に多くの機器の更新・新規導入が行われました。本年度以降は、これらの機器の円滑な活用がセンターの課題になると考えています。
 いずれにしましてもこのような活動を進めていくためには、利用者の皆様のご理解・ご協力が不可欠となります。改めまして本センターの活動にご協力をお願いしご挨拶とさせていただきます。